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相続対策の二つの考え方


相続対策と一言に言っても、その方法はさまざまです。しかし、考え方ということから見ると大きく二つに分けられるのではないでしょうか。

・いかに適正な相続税を納めるかという観点
・いかに相続をスムーズに行えるようにするかという観点


このふたつの観点をバランスよく行うことが相続対策の基本となります。

【相続対策1:いかに適正な相続税を納めるか】

相続税額をいかに低くすることができるかという意味もある、「適正な相続税額」
そのための相続対策は

 ・生前贈与により節税をする対策

 ・財産評価引き下げにより節税をする対策


という二つの対策に分けることができます。

相続対策を、生前贈与という方法で行った場合、やり方によっては本来の相続税よりも低い税額で財産の移転を行うことができます。その一例に贈与税の性質が挙げられます。贈与税は1年間の贈与金額によって税額が決まります。そのため、低い金額の贈与を長期間にわたり行うことで、税金を安くすることができるのです。

相続対策を、財産評価引き下げという方法で行った場合は、適正な方法で財産の評価額を低くさせることにより税額を低く抑え、また税額控除を適用できるようにすることで、納付税額を安くすることができます。


【相続対策2:いかに相続をスムーズに行えるようにするか】

相続対策においては「相続税額をいかに低くするか」という視点も大切ですが、そのほかにも

 ・納税資金を確保する対策

 ・遺産分割に適した相続財産を作る対策


という視点も忘れてはいけません。相続税額を低くするという相続対策とともに、相続税そのものを確実に納めることができるような準備や、相続トラブルを防ぐための財産の遺しかたを工夫することも大切です。

相続対策は、いかに相続税を適正な方法で低くするのかという観点と、いかに相続をスムーズに行えるようにするのかという観点からバランスの取れた方法を選択することがその基本といえるでしょう。




相続対策

 
相続対策とは

 ■生前贈与による対策

  ●基礎控除

  ●配偶者控除

  ●適確財産

  ●相続時精算課税

 ■財産評価引き下げ
       による対策

  ●小規模宅地

  ●生前の測量

  ●土地の分割

  ●不動産建築

 ■自宅の改築

 ■物納

 ■生命保険の活用